未来は明るい!?
必要とされるWebディレクターの存在
これからWebディレクターを目指すなら、気になるのはその将来性や需要ですよね。
実はWeb業界ではIT人材が不足している状態。Webディレクターの需要は高くなっていると言えます。
現場ではいま、どのようなWebディレクターが求められているのでしょうか?今後のWeb業界で活躍できるWebディレクターの適性や将来性についてまとめました。
目次
Webディレクターの需要は間違いなくあります。その理由のひとつは、ユーザーの購買行動。
例えばひと昔前は、人々は雑誌やテレビなどのメディアから情報を得て、店頭へ出向いたり、問い合わせをして営業マンと会ったり、通販カタログのはがきや電話等でモノやサ―ビスを買っていました。
でも今ではWebサイトを見ながら好きな商品を選択、購入するのが当たり前の世界。
日本のみならず、世界中の人々にとって、もはやインターネット無しでの購買行動など考えられず、今後も多様なWebコンテンツやWebサービスが誕生・発展していくことでしょう。ますますITとユーザーの関係性は強固になっていくのです。
これら、ユーザーが触れるホームページやECサイト(通販サイト)、SNSなど、さまざまなWebコンテンツを作る現場には、プロジェクト全体のディレクションを行うWebディレクターが必要になります。
伸び続けるIT市場に伴い、Webコンテンツ制作の監督として現場を取り仕切るWebディレクターの需要はさらに高まっていきます。
経済産業省が2019年に発表した「IT 人材需給に関する調査(2019年3月)」によると、IT業界では2015年に約17万人のIT人材が不足し、2030年には約59万人のIT人材が不足するとのこと。
その中でも、Webに関する広範囲な知見を持ち、ゴールを見据えてプロジェクトを管理、メンバーを動かし、クライアントとユーザーを繋ぎ、プロジェクトの成果を左右するモノづくりの現場を指揮する監督・ディレクタータイプの人材はより求められていくことが考えられます。
Webディレクターを募集する会社は常に数多く存在します。そしてそれらの求人を見てみると、未経験Webディレクターを募集している会社は少なく、大抵は実績3年以上の経験者であることが条件に書かれています。
喉から手が出るほど即戦力が欲しい、というのがIT業界全体の現状でしょう。
Webディレクターはクライアントだけでなく、デザイナーやエンジニア、ライター、動画制作者やキャストなど、幅広いメンバーとコミュニケーションを取り、仕事を進める必要があるため、様々な知識や経験を持つWebディレクターはもちろん、コミュニケーション能力に長けたWebディレクターは重宝されます。フリーランスであればなおさらその傾向は高まるでしょう。
会社員の場合は働く会社によって具体的な仕事内容は多少異なりますが、Web制作やプロジェクト管理に関する総合的なスキルを持つ即戦力のWebディレクターなら、多方面から需要があり続けるでしょう。
またWebディレクターは、プロジェクトの方向性を決めたり、そのゴールに向かってどんな施策を行うかを決定したりすることも主な仕事です。
そのため、課題の発見から、課題解決のためにすべきことを考え、実行していく力も必要です。こうした課題解決力のあるWebディレクターも、多くの会社やプロジェクトで需要が高い人材です。
この記事の中で何度か「即戦力が求められている」と言ってきたのですが、中には未経験からWebディレクターに挑戦することを大歓迎する会社もあります。
突然宣伝をして申し訳ないのですが……、当メディアを運営している私たちが働く「全研本社」は、現在活躍している約100名近いWebディレクターのうちの多くが、“Webディレクション未経験での採用”です。
前職の経歴は例えば、元雑誌編集者やライター、映画制作AD、さらには元塾講師やバンドマン等々……。
Webどころか制作現場経験もまったくの未経験入社でも、本人の前向きな努力が伴うのなら、しっかりと一人前のWebディレクターに育てられる文化があります。
もしご興味がありましたら、当社の求人をぜひご覧になってみてください!
「Webサイト制作ってどう進めているの?」
「Webディレクターはどんな仕事をするの?」
これを読めばイメージが掴めます!
クライアントの課題解決のために、市場を分析、ターゲットを設定して企画を練り、コンテンツを創るWebディレクター。…と言われても、「Web制作がよくわからないから、いまいちイメージが湧かない!」という皆さんに、新人Webディレクターの一日を追いかけながら、Web制作の現場やWebディレクターの仕事の一部をご紹介します♪
さとゆり
前職はラジオディレクター兼ライター。Web業界未経験でWebディレクターになり丸1年♪ガッツと取材力が武器!