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仕事・年収・キャリア

プログラマー(Webプログラミング)の
仕事・年収・キャリア

Webディレクターと一緒に仕事をすることも多い「プログラマー」。
この記事では、Webディレクターにとって身近なIT系制作職「プログラマー」に注目し、プログラマー(Webプログラミング)の仕事内容から、年収目安、キャリアパス例を調査しました。
プログラマーからWebディレクターになる方法についても紹介します。

目次

プログラマー(Webプログラミング)の仕事とは?

Webプログラマー(Webプログラミング)とは、システムエンジニアが設計した仕様書に沿って、HTMLやCSS、PHP、JavaScriptなどのプログラミング言語を操り、Webシステムの開発を行う仕事です。
Webプログラマーとして経験とスキルを積むと、システムエンジニアが担当するパートである仕様書の作成や開発全体の管理・指示などの業務も一手に担うことがあります。
Webサイトを構築するために必要な2つのプログラム、クライアントサイドとサーバーサイドの両方の開発に携わり、快適で正常に作動するWebサイトの構築を実現させます。

プログラマー(Webプログラミング)の年収目安は?

厚生労働省が公開している2019年度の「プログラマー」の平均年収は425万8000円でした。(ボーナス、時間外手当含む)
※データ引用元:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084610

IT業界は年収の幅が大きい業界でもあるため、所属する企業規模や、スキルや経験によってはさらに上を目指せることもあります。
プログラミングスキルを極め、さらに他領域まで専門性を広げていくことで、プロフェッショナルなIT人材と認められ、年収もアップさせていくことができるでしょう。

プログラマー(Webプログラミング)に向いている人

プログラマーに適性があるのは、例えばこういうタイプの方です。

プログラミングはひとりでコツコツと行うもの。集中力がないと作業自体が苦になる可能性も。
また、プログラミングの世界には終わりがありません。業務を最適化するために新しい機能を導入したければ、そのためにはどんなプログラムを組めばよいのは調べて構築する必要があります。
自分が持っている引き出しの中から、とくに合うと思うプログラミング言語を選択し、構築するという点においては、その都度柔軟に、臨機応変に考える力も必要です。

Webプログラマーの
キャリアパス例

プログラマーのキャリアパス例をご紹介します。

プログラマーとしてレベルアップを目指す

プログラマーとして働いていると、さまざまなプログラミング言語に触れることになります。
すべての言語を完璧に網羅しているという場合は話が別ですが、中には充分に理解している言語と、まだ理解が足らないと感じる言語があるという方も少なくないのではないでしょうか。
プログラマーとして現在それなりに仕事をこなしているからといって、新しい知識を増やす努力をしないという状況は褒められたものではありません。

たとえば、2018年に日経XTECHによって公開された「プログラミング言語実態調査 2018」では、各言語別の平均年収について、1位はPerlで700.0万円、2位がCOBOLで654.7万円、そこから3位以降にはC/C++の645.3万円、Pythonの591.7万円、Visual Basic(VB.NET以外)の588.6万円と続く結果となりました。

このような調査結果をもとに、さらなる年収アップを目指して新たな知識を増やしながら、プログラマーとしてのレベルアップを図ってみてはいかがでしょうか。

システムエンジニアを目指す

プログラマーは、システムエンジニアとともに業務にあたることも珍しくありません。
彼らの業務内容を常に間近で見ることができるため、システムエンジニアへのキャリアアップを目指すのも一般的なキャリアパスとなります。

プログラマーとしてメインの業務にあたりながら、通常は要件定義や基本設計、詳細設定などのエンジニアが行う業務についても覚え、即戦力として活躍できるシステムエンジニアを目指してみるというのも選択肢のひとつです。
これらの知識は、プログラマーの業務を通して覚えやすいものとなっています。

システムエンジニアとしても立ち回れる知識を身につけていれば、転職活動の場面でも大きなアピールとなることでしょう。
条件のよい転職先を見つけることができれば、キャリアアップと同時に年収アップも狙うことができそうですね。

その他のエンジニア職に転身する

プログラマーとして、すでにサーバーの構築まで担っているという場合には、インフラエンジニアを目指すという選択肢もあるでしょう。

そのほか、データベース設計を行っていればデータベースエンジニアに、セキュリティ設定の経験があればセキュリティエンジニアに、といった具合に、現在のスキルを活かしてほかのエンジニア職に転身することも、プログラマーのキャリアパスとして選択可能です。

会社の規模によっては、本来は各種エンジニアに任せる業務を、プログラマーに兼任させることも少なくありません。
これをメリットとしてとらえることができれば、転職や多職種への転身の際に有効に活用することができそうですね。

Point
Webプログラマーから
Webディレクターになるには?

Webディレクターの仕事は、Web制作に関する幅広い知識が必要ですが、プログラマーとして豊富な経験のある方であれば、仕事の中で培ったWeb制作に関する知識は多いに役立つでしょう。

一方で、Webディレクターはクライアントをはじめ、外部パートナーや代理店担当者、コンサル手イング営業、デザイナーやライター、エンジニア、カメラマンなどの制作スタッフまで、数多くの人とコミュニケーションを図りながら制作全体を進行管理・指揮していく必要があります。
必然的に、コミュニケーションスキルやチームマネジメント、調整力などが重要になってきます。技術職で必要とされるスキルとはまた別のスキルが必要になってきますので、こうしたスキルを日ごろから身に着けるよう勉強していきましょう。

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新人Webディレクターの働く現場に突撃!
デスクでカメラ目線で微笑むさとゆり
先輩とミーティング中のさとゆり
構成ラフ考え中… 先輩とミーティング

「Webサイト制作ってどう進めているの?」
「Webディレクターはどんな仕事をするの?」
 これを読めばイメージが掴めます!

クライアントの課題解決のために、市場を分析、ターゲットを設定して企画を練り、コンテンツを創るWebディレクター。…と言われても、「Web制作がよくわからないから、いまいちイメージが湧かない!」という皆さんに、新人Webディレクターの一日を追いかけながら、Web制作の現場やWebディレクターの仕事の一部をご紹介します♪

hello 新人Webディレクターさとゆり
新人Webディレクター

さとゆり

前職はラジオディレクター兼ライター。Web業界未経験でWebディレクターになり丸1年♪ガッツと取材力が武器!

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