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スキルアップするには何をするべき?

Webディレクターとして
スキルアップするには何をするべき?

新人から一皮むけて、一人前になっていきたいWebディレクターは、一体どんなスキルや行動を身に着けていけば良いのでしょうか?
新人Webディレクターを脱するためのスキルアップ方法から、現場で頼りにされるWebディレクターの特徴まで紹介します。

目次

一人前のWebディレクターが
持っていたい基本スキルとは?

Webディレクターとして現場経験を積み、一人でプロジェクトを任せられるようになってきた頃。次にどんなスキルを身に着けていけば、さらに需要のあるWebディレクターになっていけるのでしょうか。

まずは自分自身が持っているスキルや得意・不得意を書き出してみて、自分のスペックを客観的に見てみましょう。
一人前のWebディレクターとして持っていたいスキルは、例えば下記のようなスキルです。

スケジュール管理能力

戦略設計力

コミュニケーション能力

Webマーケティングやデザイン、
プログラミングなどの基礎知識

Webディレクターがスキルアップするならこんなスキルに注目

バックエンドの知識

苦手意識がある人が意外と多いのがバックエンドの知識。バックエンドは、一般的にWebサイトの目につかない裏側の部分の処理のこと。バックエンドの知識がないと、すべてエンジニアにお任せ状態になってしまいますが、バックエンドの知識を勉強しておくことで、構築にかかる工程や仕様、難易度や工数などがイメージしやすくなります。進行管理やエンジニアとのコミュニケーション、クライアントの要望に対する的確な返答や工数・予算の見積もりが楽になりますよ。

Webマーケティングの実践経験と知識

Webマーケティング力を高めたいなら、セミナーや本で学ぶことももちろん良いのですが、おすすめは自分自身で1つWebサイトを運用してみることです。
ブログやSNSでも構いません。その中で自分なりにSEO改修をしてみたり、PV数、CV数、フォロワーやいいね数が増える投稿内容を模索してみたり、リスティング広告に出稿してみる、Googleアナリティクスを使ったサイト分析をしてコンテンツ改修やニーズにあった記事追加をしてみるなど、実践の中での学びは大きいはずです。

プレゼンテーションスキル・提案力

Webディレクターが行う仕事のひとつが、クライアントへの提案プレゼンです。
どんなに魅力的かつロジカルな戦略設計を立てたプランが完成しても、Webディレクターの説明力・提案力が低いと、クライアントをわくわくさせ協力してもらうことはおろか、承認すらしてもらえないかもしれません。

自分は口下手だ、人前で話すと緊張してうまく話せない、プレゼンや取材が苦手だ、と思っている方は、ロジカルシンキングのノウハウを磨くのも良いですし、スピーチトレーニングに通うのも良いでしょう。

新人必見!現場で頼りにされるWebディレクターとは?

それでは次に、新人から一人前になっていきたいWebディレクターの場合、どんなスキルや行動を身に着けていけばよいか、現場で頼りにされるWebディレクターの特徴から考えてみましょう。

クライアントの言いなりにならない

Webディレクターがクライアント寄りの位置に立っていると、クライアントの言いなりになってしまう可能性が高まります。
無理な要望にはしっかりと「NO」の回答をし、できない理由を伝えましょう。
その上で「スケジュールを○日延ばしてもらえれば対応可能です」「機能をひとつ減らせば期限内に完成できます」といった具合に、代替案を提案するようにしましょう。

そのほか、クライアントの要望を自分の中で噛み砕いてからメンバーに作業内容を伝えられるのも、よいWebディレクターの特徴です。
先方から届いたメールをそのままメンバーに丸投げして「お願いします」というだけなら誰でもできます。どんなときでも、Webディレクターとしての責務を果たしましょう。

現場メンバーへの配慮を忘れない

Webサイトを制作するためには、現場メンバーたちの協力が不可欠です。
現場の一人ひとりの力無くして成果の出るサイト制作は完遂できません。よって、その人たちをないがしろにするような行為はしてはいけないこと。

クライアントの言いなりにならないのも丸投げしないのも、成果を出すためでももちろんあるのですが、同時にメンバーたちを守るためでもあるのです。
そのほか、例えばやむを得ずWeb制作スケジュールが押してしまい残業が発生するなどした場面では、気遣いと謝罪の気持ちを持ってメンバーと接するのも大事なコミュニケーションのひとつ。

自分が役割として指揮を任せて貰っていることを忘れず、メンバーにとって本当の意味で信頼のおけるWebディレクターとなる立ち振る舞いを心がけましょう。

スケジュール管理がうまい

スケジュール管理はWebディレクターの基本的な仕事のひとつですが、個人ではなくプロジェクト全体のスケジュール管理、となると、このシンプルな業務がなかなか思い通りに行かず、新人Webディレクターは苦しみがちです。

スケジュール管理がうまいWebディレクターは、

などなど、要所の工数見積もりをしつつ、全体をざっくり把握しています。
そして、何かイレギュラーが発生した場合にも、柔軟にスケジュールの最適化調整をしていくことができるのです。

このスキルは場数を踏むことでどんどん育まれていくものですので、まずは何度もWeb制作の現場に携わっていきましょう。

未経験Webディレクターがまず意識したい行動・スキル

ここまで読んで、未経験からWebディレクターを目指す人は「自分にこんなことができるだろうか…」と頭を抱えてしまったかもしれません。でも、誰だって最初は未経験からのスタートです!
最後に、入社したばかりのWebディレクション未経験・新人Webディレクターでも即できて重要なスキルアップ方法をまとめました。

とにかくコミュニケーションを
密に取ること

分からないことを分からないままにしたり、現場スタッフに相談なく自分だけの判断で物事を進めたりするのは、のちのトラブルの原因になります。
そして、未経験で右も左も分からない状態のWebディレクターは、この過ちを犯してしまいがちです。

Webサイト制作に関わる人たちとコミュニケーションを取ることは、Webディレクターの仕事の基本であり、常に怠ってはいけないこと。
仕事に慣れてきたからといってコミュニケーションを怠ると、どこかで大きな歪みが生じるということを忘れないようにしましょう。

日々勉強することを忘れない

Web業界には常に新しい情報が舞い込んできます。いま自分が知っている情報は、必ずしも最新ではないと常に思っておくべきです。
Web業界の動向を知るためにニュースを毎日チェックしたり、まわりから見聞きした情報についてより詳しく掘り下げてみたり、勉強は欠かさないようにしましょう。
その情報が積み重なっていくことで、毎日コツコツ一人前のWebディレクターへと成長していけます。

失敗をしっかり反省し、
次に活かす前向きさを持つ

経験豊富なWebディレクターであっても、ときに失敗はします。予期せぬトラブルに見舞われることもあるでしょう。
失敗をしたり壁にぶつかったりしたときに、それを誰かのせいにするのはナンセンス。失敗の原因を探り、なぜ失敗したのかを振り返り、それを次に活かしましょう。
「失敗は成功の母」という言葉もあるとおり、その失敗があなたを一回り大きく成長させてくれるはずです。

Point
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デスクでカメラ目線で微笑むさとゆり
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「Webサイト制作ってどう進めているの?」
「Webディレクターはどんな仕事をするの?」
 これを読めばイメージが掴めます!

クライアントの課題解決のために、市場を分析、ターゲットを設定して企画を練り、コンテンツを創るWebディレクター。…と言われても、「Web制作がよくわからないから、いまいちイメージが湧かない!」という皆さんに、新人Webディレクターの一日を追いかけながら、Web制作の現場やWebディレクターの仕事の一部をご紹介します♪

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新人Webディレクター

さとゆり

前職はラジオディレクター兼ライター。Web業界未経験でWebディレクターになり丸1年♪ガッツと取材力が武器!

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