「Webディレクターになるなら持っておきたいスキル・知識」をテーマにお届けするコンテンツ。
今回は「チームマネジメントスキル」をピックアップ。
プロジェクトの目的を達成し、成果を実現するチームを作るために、Webディレクターが意識したいチームマネジメントスキルをまとめました。
目次
Web制作は、そのサイトを制作することで達成したい大きな目標に向け、複数のメンバーで構成されるチームが一丸となって制作を進めます。
実制作フェーズでは、デザイン・ライティング・コーディングなど、個々のパートに分かれて作業を行いますが、それぞれが孤立したり独断で制作しないよう情報共有や意見交換を行ったり、こまめに進捗を確認してチームが円滑に仕事を進められるようにWebディレクターが働きかけ続ける必要があります。
このとき、Webディレクターのコミュニケーション力・チームマネジメントスキルが肝となってきます。
Webディレクターはリーダーシップを発揮してチームをまとめ、プロジェクトの成果が出るよう導いてゆく仕事なのです。
チームマネジメントを行う目的は、チームメンバー個々のパフォーマンスを引き出す制作環境(チーム)をつくることで、Webディレクターとして任されたプロジェクトの成功(目的や目標の達成)へ導くためです。
そのために必要なチームマネジメントのポイントをまとめました。
チームメンバーとのコミュニケーションは、チームマネジメントを行うにあたりとても重要な行動です。
メンバー個々の制作進捗を把握することはもちろん、壁にぶつかって悩んでいないか、トラブルやミスにつながりそうな予兆はないかなども目を配る必要があります。
メンバーがWebディレクターに相談しやすい環境、雰囲気づくりを日頃から心がけることも、トラブルを事前に防いだりミスの早期発見につながります。
また、素晴らしい仕事をしたメンバーには積極的に賞賛の言葉をかけ、メンバーのやる気アップや達成感醸成、プロジェクトへの当事者意識やチームシップを高めることも、Webサイトの品質を上げ、プロジェクト全体を成功に導くために意識して行っていきたいことです。
メンバーに「このプロジェクトの目的や目標数値」や「期日」「手段」などを常に共有し、共通認識を持つチームを作ることもWebディレクターが行うべきコミュニケーションです。
チームメンバー全員で目的を共有することで、全員が自身の役割を理解し、目的達成のために自身がどんな仕事をすべきかを、個々で考えて行動してもらうことができるようになります。
クライアントや外部パートナー、あらゆる職種の制作スタッフなど、社内外多数のメンバーが関わるWeb制作プロジェクト。
その関わるメンバー一人ひとりの作業スケジュールから、各工程のスケジュール、そしてプロジェクト全体のスケジュール管理を行う責任者は、ほとんどの場合がWebディレクターの仕事です。
例えば、一部の作業工程でトラブルが発生したり、メンバーの一人の作業が終わらない・遅延しているなどが発生した場合には、速やかに間に入り、メンバーと相談して解決策を考え、実行していかなくてはいけません。
円滑な制作進行と適切なチームマネジメントのために、Webディレクターのスケジュール管理能力は大変重要なスキルのひとつとなります。
「Webサイト制作ってどう進めているの?」
「Webディレクターはどんな仕事をするの?」
これを読めばイメージが掴めます!
クライアントの課題解決のために、市場を分析、ターゲットを設定して企画を練り、コンテンツを創るWebディレクター。…と言われても、「Web制作がよくわからないから、いまいちイメージが湧かない!」という皆さんに、新人Webディレクターの一日を追いかけながら、Web制作の現場やWebディレクターの仕事の一部をご紹介します♪
さとゆり
前職はラジオディレクター兼ライター。Web業界未経験でWebディレクターになり丸1年♪ガッツと取材力が武器!