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メリット・デメリット

Webディレクターになる
メリット・デメリット

Webディレクターになるメリットとデメリットを天秤にかける女性

Web制作会社と事業会社、
それぞれのメリット・デメリットとは?

Web制作業務の全般を管理し、制作チームを引っ張っていく存在のWebディレクター。
Webサービスやサイトの制作や運用に関わる基本的な業務内容は同じでも、Web制作会社で働くか事業会社で働くかによって、仕事内容をはじめ、得られるメリットとデメリットにも微妙な違いがあります。

この記事では、WebディレクターがWeb制作会社と事業会社で働いた場合にそれぞれどのようなメリット・デメリットが考えられるかをご紹介します。
Web制作会社と事業会社の違いはこちらの記事をチェック▶「Webディレクターが必要とされる会社とは?」

目次

WebディレクターがWeb制作会社で働いた時のメリット

企業や店舗などのクライアントから受注したWebサイトを制作したり管理したりする、Web制作会社。 Web制作会社に勤務するWebディレクターのメリットは、4つあります。

コミュニケーションやプレゼン能力に磨きがかかる

クライアントから受注したWebサイトを制作する際に、クライアントと直接やり取りをする機会が多いのが、Webディレクターです。
基本的には、Webディレクターがクライアントとやり取りをして、チームの各担当者に必要な業務内容を伝えていきます。そのため、コミュニケーション能力に磨きをかけることができます。

ちなみに自社サイトを制作・運用する事業会社のWebディレクターは、ある程度固定された人間関係の中でコミュニケーションを取る傾向にあり、制作会社のWebディレクターほどのコミュニケーション能力を要しません。
その分、コミュニケーション能力を磨きたいと思っているWebディレクターは物足りなく感じるかもしれません。

また、クライアントからの要望に対して提案を行う場面も多々あるため、プレゼン能力にも磨きをかけることができます。

予算やスケジュール管理能力を
強化できる

制作会社のWebディレクターは、予算とスケジュールの管理も業務に含まれることが多いです。クライアントが希望する予算内で業務を行う必要があるため、確実な管理能力が求められます。
予算だけではなく時間にも制限があり、クライアントが希望する納期までに仕上げるために、シビアなスケジュール管理能力も求められます。

自社サイトを管理する事業会社のWebディレクターと比較すると、制作会社のWebディレクターには、より高い予算とスケジュール管理能力が求められるため、様々な経験を通してスキルアップが望めます。

様々な経験を積む中で
技術力がアップする

制作会社では、様々なクライアントと取引をするため、多種多様なサイトや業界に関わるチャンスがある為、技術力や知見を磨いていくことができます
Webサイトを立ち上げるだけではなく、既存サイトの改善や運用のサポートに関わる業務もあり、新しい技術や知識を求められる局面が多くあります。 分類するとWebサイトには様々な種類があります。今後も種類は増えている中で、現在は

などが主ですが、これらのWebサイトだけではなく、サービスやアプリ提供などの要望もある可能性が高く、短期間で経験を積み、技術力を磨けます。

人脈が広がる

事業会社であれば、自社のサイトの制作や運用業務がメインなので、Web業界の人間と関わることがほとんどですが、制作会社のWebディレクターは、様々な業界のクライアントとの取引があるため、人脈が広がりやすい傾向にあります。
制作会社では様々な業界の人物と出会う機会が増えることで、人脈が広がり、ディレクション業務の対応力につなげていくことができます。

WebディレクターがWeb制作会社で働いた時のデメリット

Web制作会社に所属するWebディレクターには、デメリットもあります。

クライアントにスケジュールを
合わせなければいけない

Webサイト制作や運用はクライアントの要望やスケジュール、状況に応える必要があるため、勤務時間が変動的になりがちです。
例えば、クライアントの状況の変化によっては即対応しなければいけない局面が多々あり、残業が増える傾向にあります。
事業会社のように、自社だけのペースでWebサイトの制作や運用ができないため、状況によってはある程度の時間拘束が予想されます。

報酬以上の業務を
任されるケースがある

クライアントの要望によっては業務範囲が多岐にわたることがあるので、報酬以上の業務量を請け負うことがあります。
そのため、うまく取引をして業務量を調整する必要がありますが、クライアントの推しが強い場合は交渉が難しい為、交渉力が問われます。

Webディレクターが事業会社で働いた時のメリット

自社でWebサービスやメディアを制作・運用し、それにより収益を得ている事業会社。 そんな事業会社に勤務するWebディレクターのメリットは、4つあります。

ある程度マイペースに仕事ができる

クライアント相手のWebコンテンツ制作ではなく、自社のWebコンテンツ制作なので、社内で決めたスケジュールに合わせて業務を進めていけます。
目標としての完成日はあったとしても、納期ではないので、途中でスケジュール変更もしやすいです。

日々のデータから
ダイレクトに評価がわかる

事業会社のWebディレクターは、自社コンテンツを立ち上げた後もページビューやコンバージョンなどの数値を見ながら、数値の改善を行っていく必要があるため、数値の動きによりユーザーからの評価をダイレクトに知ることができます。
その積み重ねにより、しっかりとマーケティング能力を養うことができます

コンテンツの種類によっても違いますが、成果を上げるためにデータを分析しながら、目標に向かって数値の改善を続けていかなければいけません。目標に近づけるために必要なのがWebマーケティングに関する知識です。例えば、SEOやSEMなどの知識やスキルを習得しなければ、数字の改善が不可能なので、短期間でマーケティング能力を向上できます。

コンテンツに長期的に取り組むことでじっくり能力アップできる

制作会社では様々なクライアントのWebコンテンツを制作するため、決まったコンテンツの長期的な取り組みは、ほぼ不可能です。

一方で、事業会社では、ある程度固定されている自社コンテンツに長期的に関わっていくため、じっくりとWebディレクションの能力を高めていくことができます。
数値の改善においても、長期間にわたって同じコンテンツの数値を分析することが多いので、じっくりと解析しながら改善策を見出していくことができます。

また、戦略においても短いスパンだけではなく、中長期的なスパンで計画を立てられるので、確実に成果をアップするためのコンテンツ制作に立ち向かうことができます。
継続は力なりと言うように、長期的に自社コンテンツに取り組むことで、しっかりとしたディレクションやマーケティング能力を確立していけます。

Webディレクターが事業会社で働いた時のデメリット

事業会社に所属するWebディレクターには、デメリットもあります。

トレンド技術・マーケティング情報などが入りにくい

自社以外の外部との関わり合いがあまりないため、刺激が少ない分、新しいトレンド技術やマーケティング情報などが入ってきにくい傾向にあります。
そのため、自分で探して見つけていかなければスキルアップが望めません。自発的に学ぶ努力が必要といえるでしょう。

コミュニケーション能力や対応能力を磨くのが難しい

事業会社のWebディレクターは、社内でコミュニケーションをとりながらのディレクション業務ばかりです。
つまり、長く関わってきた社内の人間ばかりだからこそ、コミュニケーションをとりやすい反面、コミュニケーションや対応の能力向上が望める環境ではありません。

Point
【ひとこと】事業会社と制作会社、
両方のいいとこどりができる会社って?

事業会社とWeb制作会社、それぞれにメリットとデメリットがあります。実は、当メディアを運営する私たち「Zenken」は、その事業会社と制作会社、どちらの業務も行っている会社です。

クライアントから受注したWebコンテンツを制作・運用する制作会社の要素と、自社で立ち上げたWebコンテンツを制作・運用する事業会社の要素、両方を兼ね備えている当社!
そのため、両方のいいとこどりをしながら、バランスよくWebディレクションを体験でき、着実にWebディレクターとしてのスキルアップを叶えていくことができるんです。
気になる方は、ぜひ求人情報を覗いてみてくださいね。

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新人Webディレクター

さとゆり

前職はラジオディレクター兼ライター。Web業界未経験でWebディレクターになり丸1年♪ガッツと取材力が武器!

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